137億年前の宇宙卵
『宇宙の終わりってどうなるの?-超図解!宇宙のしくみと最新宇宙論がよくわかる- 出版2019誠文堂新光社 子供の科学★ミライサイエンス』
- 佐藤 勝彦 監修・中村 俊宏 執筆/編集協力
- 装丁本文デザイン/寄藤 文平+古屋 郁美(文平銀座)
- キャラクターイラスト/うえたに夫婦
- 図解イラスト・DTP/有限会社ケイデザイン
「1924年創刊の月刊誌『子供の科学』が、未来を生きる子供たちにとって大切な科学を楽しく、わかりやすく紹介するシリーズ」・・・なんとなく過去に生きる高齢者にとっても楽しくわかりやすいです。
超難解な宇宙物理学の理論を図解するのは大変そう。でも、この図解でなんだかわかったような気にはなります。
ところで「親宇宙・子宇宙・孫宇宙」の図解ですが、「神代正語常磐草の図解」(日本のもう一つの宇宙卵?「浮脂而、久羅下」)に何となく通じるものがありますね。
佐藤勝彦 物理学専攻 名誉教授 『宇宙のはじまりに種があった』
「The University Museum, The University of Tokyo 時空のデザイン」にテキストの情報もありました。
宇宙のインフレーション(英: cosmic inflation)とは、初期の宇宙が指数関数的な急膨張(インフレーション)を引き起こしたという、初期宇宙の進化モデルである。ビッグバン理論のいくつかの問題を一挙に解決するとされる。インフレーション理論・インフレーション宇宙論などとも呼ばれる。この理論は、1981年に佐藤勝彦、次いでアラン・グースによって提唱された。インフレーションという命名は、宇宙の急膨張を物価の急上昇になぞらえたものである。
インフレーション期を経た宇宙膨張の概念図。図の左端に時空の計量の劇的な膨張が描かれている(2006年のWMAPのプレスリリースより翻訳)。
Subaru Telescope:NAOJ WMAP:NASA
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