天の川銀河のゆで卵(地球)
毎年4月22日は、アースデイ(Earth Day、別名:地球の日)あるいは国際母なる地球デー(International Mother Earth Day)とされ、「地球環境について考える記念日」とされています。
『地球は半熟のゆで卵・竹内均 著・出版1989同文書院』に掲載されたイラストを思い出しました。
(初代)ニュートン編集長 竹内均の新・地球面白物語・・・
さすがに、竹内編集長時代のバックナンバーはありませんが「わかりやすい文章と視覚に訴える鮮明なイラスト」が魅力の日本発科学雑誌ニュートン、現在はキンドル版もありますね。
四五億年間生き続けてきた地球の原動力はマントルである。それを半熟卵の白身にたとえ、生きている地球のさまざまな姿を最新の研究をとりこみながら、誰にもわかるように面白く説きあかす。これ一冊で地球がわかる本。
地球をゆで卵にたとえた時、ゆで卵の殻にあたる部分が地殻、白身にあたる部分ががマントル、黄身にあたる部分が核である。地球の活動の原動力はマントルである。
吉田英史氏のイラストは懐かしの昭和を感じさせます。
マントル対流 大西洋中央海嶺 太平洋海底が日本列島下に
ゆで卵にヒビが入って幾つかに別れた殻にあたる部分が地球のプレートというわけです。
プレートには、大陸プレートと海洋プレートがあります。大きくは15ほどのプレートになりますが、小規模なプレートや山塊の中に埋没しているものもあるそうです。
さて、地殻が動く・・・プレートテクトニクス(Plate tectonics)とマントル対流ですね。
竹内均博士が現役だった20世紀の後半には、まだYouTubeはありませんでした。それから30年たった21世紀前半、プレートテクトニクスを説明する動画が相当数あります。
その中から・・・
全地球史アトラス フルストーリー
海外版もたくさんあります。
その中から475万回閲覧されているという
240 million years ago to 250 million years in the future
テキストや静止画の解説は、あれこれあります。たとえばこちら。
広島大学大学院・地球惑星システム学プログラム
中久喜伴益先生のウェブサイト
Researchの解説記事のプレートテクトニクスとマントル対流
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